伝統的工芸品体験授業


12月17日(水)

広島県にある5つの伝統的工芸品の一つ、
【 広島仏壇 】を作っておられる伝統工芸士の方をお招きして学習しました。




【 広島仏壇 】を作るには、七匠(ななしょう)と呼ばれる7つの工程があります。
5年生が体験させていただいたのは、木地(きじ)・蒔絵(まきえ)・箔押し(はくおし)の工程です。






《 木 地 》・・・仏壇の土台となるものを作る工程です。
           
子どもたちは、かんなの使い方を体験させてもらいました。
かんなを使って、角材を削ります。
角を取っていくと、丸い棒になりました。
まるで、かつおぶしのような削りかす!!
スギのいい香りがしました。


人差し指ぐらいの小さなかんな、
箱の内側の角を削るためのかんなもありました。



《 蒔 絵 》・・・漆(うるし)を使って仏壇の模様を描かれます。
            子どもたちが使った漆は、かぶれにくくしてあるものですが、本物の漆を使われる
            伝統工芸士の方たちは、何度もかぶれを経験されたそうです。
毛先の細い筆に漆をつけて、絵を描きます。

この筆は、猫の毛で作られていると聞いて、びっくり!!
でも、最上級の蒔絵用の筆はなんとネズミの毛だそうです。



漆で描いた絵の上に、金粉を蒔(ま)きます。
漆が接着剤の役割になって、金色の模様となるのです。

金粉を蒔く作業だから「蒔絵(まきえ)」と言うそうです。



《 箔 押 し 》・・・金箔はりの工程です。
            子どもたちは鉛筆に金箔を巻きつける体験をさせてもらいました。
息をするだけで、ふわっと飛んでしまいそうな金箔を前に、緊張する子どもたち。
ちょっとしわがよってしまっても、伝統工芸士さんが綿でサッと仕上げをされると素晴らしい出来上がりに!!


伝統工芸士の方がされるのを見ていると、簡単にできそうだったのに、実際にやってみると、とても難しい。
とても良い体験をさせていただきました。 ありがとうございました。